[新刊・話題書]地アタマを鍛える知的勉強法 齋藤 孝著 講談社現代新書
齋藤氏の著書は書店を氾濫している。個人的に嫌いではないのだが、これだけでまくっていると、かえってどの本を読もうか迷って、結局読まずに終わることが多い。
本書と同じテーマの本も何冊かあったが、とりあえず出版時期の新しい本書を読んでみることにする。
齋藤氏の特徴は、とにかくテーマに関してマシンガンのように考えていることを出しまくる点にある。と言いつつ、構造化されているわけではないので、注意しないと「いろいろ書いてあったけど、結局・・・」となるきらいがある。私自身最初はそう感じたが、最近は「いろいろなことの中の一部でも残ればいいかな」と気を楽にして読むことにしている。
本書も上記とまったく同じ構成だ。特に第二章は、自分の経験をベースにこれでもかと勉強法について列挙している。この中で一つでも参考になるものがあれば、本書の大きな役目は果たしたと言えよう。個人的には、「図化」「学んだことを教えてみる」と言った部分か。やり方自体に新鮮味を感じたわけではないが、それが有効な理由について、説得力のある見解が述べられていて、参考になった。
それから、これまた齋藤氏の特徴である「体当たりする」という姿勢。これも本書に色濃く現れている。
のようなストレートな記述をはじめ、どの勉強法も体当たりで勉強する姿勢で貫かれている。ここまで体当たりされると気分がいい。
もちろん不満もある。上述の構造化されていない点に加え、本書を通じて誰に対するメッセージなのかはっきりしない(つまり、ターゲットが箇所によりブレまくっている)点などは、「広く浅く」がアダになっているような印象を受ける。
でも、そんなことは気にしないで読むのが正解なのだろう。あまり「すぐ使える」とか「どこを読んでも参考になる」とか考えずに、気楽に浸りきるのが本書を楽しむ一番の道だ。何と言っても、そうした即効性のある学習を齋藤氏自身推奨していないのだから。
本書と同じテーマの本も何冊かあったが、とりあえず出版時期の新しい本書を読んでみることにする。
齋藤氏の特徴は、とにかくテーマに関してマシンガンのように考えていることを出しまくる点にある。と言いつつ、構造化されているわけではないので、注意しないと「いろいろ書いてあったけど、結局・・・」となるきらいがある。私自身最初はそう感じたが、最近は「いろいろなことの中の一部でも残ればいいかな」と気を楽にして読むことにしている。
本書も上記とまったく同じ構成だ。特に第二章は、自分の経験をベースにこれでもかと勉強法について列挙している。この中で一つでも参考になるものがあれば、本書の大きな役目は果たしたと言えよう。個人的には、「図化」「学んだことを教えてみる」と言った部分か。やり方自体に新鮮味を感じたわけではないが、それが有効な理由について、説得力のある見解が述べられていて、参考になった。
それから、これまた齋藤氏の特徴である「体当たりする」という姿勢。これも本書に色濃く現れている。
自分の中に確固たる古典をつくるには、やはりその世界に浸りきるのが一番です。身も心も空にして、その凄さに飲み込まれましょう。(p78)
のようなストレートな記述をはじめ、どの勉強法も体当たりで勉強する姿勢で貫かれている。ここまで体当たりされると気分がいい。
もちろん不満もある。上述の構造化されていない点に加え、本書を通じて誰に対するメッセージなのかはっきりしない(つまり、ターゲットが箇所によりブレまくっている)点などは、「広く浅く」がアダになっているような印象を受ける。
でも、そんなことは気にしないで読むのが正解なのだろう。あまり「すぐ使える」とか「どこを読んでも参考になる」とか考えずに、気楽に浸りきるのが本書を楽しむ一番の道だ。何と言っても、そうした即効性のある学習を齋藤氏自身推奨していないのだから。
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